動物と関わる仕事を続けていく中で、「もっと深く動物に関わりたい」と思い、愛玩動物看護師の勉強を始めました。
今回は、
「動物看護師の倫理綱領」と「動物福祉」について、トリマーとしての視点も交えてシェアしたいと思います!
✔目次
- 看護師の倫理って、トリマーにも関係ある?
- 愛玩動物看護師の5つの責任とは
- 動物福祉とトリミングの関係
- サロンでも気をつけたい福祉的視点
- トリマーにもおすすめの勉強アイテム【PR】
- まとめ:福祉と向き合うプロであるために
1. 看護師の倫理って、トリマーにも関係ある?
正直、「医療現場の話でしょ?」と思っていましたが…
聞けば聞くほど、トリマーにも必要な視点がたくさんあって驚きました。
たとえば…
- 飼い主の要望が明らかに動物の負担になるとき
- 高齢犬や疾患持ちの子にどこまで施術をするか
- 無理な保定や道具使用が「動物福祉」に反しないか
そんなときに、ただ「言われた通りやる」だけではプロとは言えませんよね。
2. 愛玩動物看護師の5つの責任とは?
日本動物看護職協会の「倫理綱領」を学びました。
これって、トリマーにもそのまま当てはまるなと思いました。
責任の対象 | 内容 |
---|---|
動物への責任 | 動物の立場に立ち、快適・安全に配慮した施術 |
飼い主への責任 | 意思や気持ちを尊重しつつ、適切に説明 |
看護の実践 | 守秘義務、責任ある行動、常に知識・技術の向上 |
社会への責任 | 信頼される専門職としての行動、公衆衛生への意識 |
国家資格者として | 法令遵守、プロとしての自覚 |
トリミング中に見つけた異常(皮膚炎、しこりなど)をきちんと伝えることも、「連携」や「責任」のひとつなんですね。
3. 動物福祉とトリミングの関係
「動物福祉(アニマルウェルフェア)」は、
動物が苦痛なく快適に生きられるようにしようという考え方です。
▶「5つの自由」って知ってますか?
- 飢え・渇きからの自由
- 不快からの自由
- 痛み・ケガからの自由
- 自然な行動ができる自由
- 恐怖やストレスからの自由
これは医療だけじゃなく、トリミングサロンの環境や施術方法にも深く関係しています。
たとえば…
- 無理な保定や声かけがストレスになっていないか?
- クレートでの待機時間は長すぎないか?
- 高齢・疾患持ちの子に適切な配慮ができているか?
私たちの仕事も、立派な「動物福祉」に関わっているんです。
4. サロンでも気をつけたい福祉的視点
- 多頭飼育:長時間放置されている毛玉の多い犬猫への対応
- 問題行動:攻撃性のある子への接し方と情報共有
- 安楽死・老犬介護:飼い主からの相談にどう応えるか
- 虐待の可能性:異常な痩せ方や怪我に気づいたら?
今後は、愛玩動物看護師としての知識が「気づく力」に変わっていくと思います。
5. トリマーにもおすすめの勉強グッズ【PR】
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6. まとめ:福祉と向き合うプロであるために
今回の勉強で実感したのは、
「かわいく仕上げる」だけがトリマーの仕事じゃないということ。
動物の気持ちや健康を理解し、
飼い主の不安に寄り添い、
社会の信頼を得る存在になることが、
私たちにも求められているのだと感じました。
これからも学びを深めて、
「トリマー × 愛玩動物看護師」として、
動物の幸せに貢献できるプロを目指したいと思います!
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