【動物看護師試験に向けて勉強中】ペット業界の現状と課題を知る|動物と関わる者としての責任とは?

こんにちは。出張トリミングRinの瀬奈です。

私は現在、愛玩動物看護師の国家資格に向けて勉強中です。
トリマーとして働く中で、「もっと動物に寄り添える知識を持ちたい」「飼い主さんにも医療の視点からサポートできるようになりたい」と思うようになり、挑戦を決めました。

今回は試験勉強の中で印象に残った「ペット関連産業の現状と課題、そして動物看護師の職業倫理」について、自分なりにまとめてみたいと思います。


■ ペット産業の成長とその裏側

勉強していてまず驚いたのは、日本のペット市場は1兆円を超える規模だということ。
医療、保険、フード、グッズ、トリミング…本当にたくさんの分野が関わっています。

一方で、裏側には問題もあります。
悪質な繁殖業者、衝動買いによる飼育放棄、違法販売、そして「命をモノのように扱う」ビジネスの在り方…。

そういった課題も、試験範囲としてしっかり学びます。
単なる暗記ではなく、「自分がどう関わっていくか」を問われているような気がしました。


■ 関連法規の重要性

愛玩動物看護師の試験では、法令の知識も大切です。
特に以下の法律は何度も目にしました。

  • 動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)
    → 動物は命ある存在として尊重されるべき
    → 終生飼養、適正管理、虐待の防止などが定められています
  • 特定商取引法
    → ペット販売にも契約内容の説明や表示の義務がある
  • 狂犬病予防法/獣医療法
    → 犬の登録・注射の義務、獣医師でなければできない医療行為の範囲 など

法律を知ることで、「どういうことがNGなのか」「どんな義務があるのか」が見えてきます。


■ 職業倫理と、看護師としての姿勢

動物看護師には倫理綱領があり、
「動物の福祉の向上に努めること」「人間と動物の絆を尊重すること」などが定められています。

この部分は、トリマーである私にも深く響きました。

普段の仕事でも、

  • 無理な施術はしない
  • 飼い主さんに正しい情報を伝える
  • 動物の体調の変化に気づく感覚を持つ

といった基本を大切にしていますが、動物の立場に立って考える視点を改めて意識するようになりました。


■ おすすめ教材|実際に使っているもの📚(PR)

試験範囲がとても広いので、私はこの3冊を中心に使って勉強しています!


📘【愛玩動物看護師 国家試験対策テキスト 2025年版】
→ 法律や職業倫理、産業の現状など、広い範囲をカバー

📘【認定動物看護師教育コアカリキュラム2019】
→ 法律をしっかり理解したい人向けの解説書

📘写真でわかる動物看護師実践マニュアル
→ イラスト豊富で、初学者にも優しい!


■ 最後に

試験勉強はもちろん大変ですが、学べば学ぶほど「動物と人が共に幸せに生きるために、自分にできること」が少しずつ見えてくる気がしています。

トリマーとしても、動物看護師としても、
「信頼される存在であること」が大事なんだと日々感じます。

引き続き、学んだことをこのブログで発信していきますので、
同じように勉強している方、動物業界を目指している方の参考になれば嬉しいです😊

この記事を書いた人

出張トリミングRinのオーナー、石原瀬奈です。

私は、動物が大好きで、特に犬と猫には長年携わってきました。

トリマーとして10年以上の経験があり、JKCトリマーライセンスを取得しています。

これまで、大手サロンで11年間、トリマーとして勤務していました。

そして、ストレスを減らしてあげたいという想いから、2024年に出張トリミングRinを開業しました。

出張トリミングRinでは、お客様のご自宅に伺ってトリミングを行うサービスを提供しています。

これまでに、山梨県甲府市を中心に、犬、猫をトリミングしてきました。

お客様からは、カットのもちが良いなど、多くのお声をいただいております。

ブログでは、トリミング情報など、飼い主様向けの情報発信を行っています。

愛犬・愛猫との暮らしをより楽しく、充実したものにするためのお手伝いをしたいと思っています。

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