入院動物の看護ってどうするの?愛玩動物看護師の視点から知る「入院管理とアセスメント」

こんにちは!出張トリミングRinの瀬奈です🐾
今回は、愛玩動物看護師の勉強で学んだ「入院動物の管理とアセスメント」について、トリマー目線も交えてお届けします。

🏥 入院動物にとっての看護師の役割とは?

入院治療って、薬や処置だけでなく、「観察」や「快適な環境作り」もとっても大事なんです。
今回は「看=観察」「護=保護・手当」と教わりました。
つまり、愛玩動物看護師は病気を見守りつつ、入院動物が少しでもストレスを感じないよう配慮する大切な役割を担います。

🔍 看護の基本は「アセスメント」

「アセスメント」とは、動物を観察し、必要なケアを見極めること。
この手順は以下のように進みます。

  1. アセスメント(情報収集)
  2. 動物看護診断(問題の把握)
  3. 動物看護計画(ケアプラン)
  4. 実践(計画に基づくケア)
  5. 評価(振り返り)

これらを繰り返すことで、質の高い看護が可能になるとのことでした。

📘 観察のポイント:SOAPモデル

獣医療の現場では、「SOAP」という情報整理の方法を使います。

  • S(主観的情報):飼い主の話や、表情など
  • O(客観的情報):体温、排泄、検査数値など
  • A(アセスメント):どう理解するか
  • P(プラン):どうケアするか

トリミングの現場でも、ペットの様子に気を配る姿勢は同じですね!


🐕 老犬のケア例から学ぶ

17歳のラブラドールの例では、寝る時のクッション、マッサージ、起立練習など細やかな工夫がされていました。

飼い主さんとの連携も重要で、「一緒にお見舞いの時間にマッサージを」なんてステキな取り組みも✨

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🛏️ 入院中の環境整備と家庭ケアの連携

入院生活でストレスを与えないために、以下の工夫も大切です。

  • 保温ライトや滑り止めマット
  • 床面の工夫(滑らない素材)
  • 段差にはスロープを

そして退院後は、家庭でも「床を滑りにくく」「食器の高さ調整」「毎日のこまめな散歩」など、ちょっとした改善で大きな差が出ます。

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🌸 最後に:ターミナルケア(終末期のケア)について

最期まで寄り添うこと、それが愛玩動物看護師の使命のひとつ。
「痛みを最小限に」「後悔しない別れ方」—
勉強の中で心に響いたのは、動物と飼い主、どちらにも優しいケアが求められるという点でした。


✏️ トリマーの私が学んで感じたこと

トリミングの現場でも、老犬や病気の子と向き合う機会は多いです。
看護の視点を持って接することで、より安全に、より優しく対応できるようになると改めて感じました。

今後も学びを活かして、皆さまの大切な家族をサポートしていきたいと思います✨

🐾【出張トリミングRin】では、シニア犬へのケアもご相談ください!

ご自宅での快適なトリミングと、シニア期に必要な「やさしさ」を心がけて施術しています。
お気軽にご相談くださいね💬

この記事を書いた人

出張トリミングRinのオーナー、石原瀬奈です。

私は、動物が大好きで、特に犬と猫には長年携わってきました。

トリマーとして10年以上の経験があり、JKCトリマーライセンスを取得しています。

これまで、大手サロンで11年間、トリマーとして勤務していました。

そして、ストレスを減らしてあげたいという想いから、2024年に出張トリミングRinを開業しました。

出張トリミングRinでは、お客様のご自宅に伺ってトリミングを行うサービスを提供しています。

これまでに、山梨県甲府市を中心に、犬、猫をトリミングしてきました。

お客様からは、カットのもちが良いなど、多くのお声をいただいております。

ブログでは、トリミング情報など、飼い主様向けの情報発信を行っています。

愛犬・愛猫との暮らしをより楽しく、充実したものにするためのお手伝いをしたいと思っています。

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